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21日目 バルコニーとリビングⅡ WEB家づくりセミナー

50日間の連続投稿している建築家の大塚泰子です。

さて今日も天気がよく外でごはんを食べたくなるので引き続きバルコニーについてお話したいと思います。


21日目 バルコニーとリビングⅡ


今日はバルコニーの床材についてお話したいと思います。

小さな家のバルコニーの床材を考える場合、部屋との連続性を考えます。

お部屋がフローリングであれば木製デッキ、タイルであれば同じタイル、モルタルであればモルタルです。床が同素材でつながるとどこまでが室内なのかわからなくなるといった錯覚を利用するのです。小さな家の場合はこれが有効にきいて居る場所は小さくても広がりを感じられて十分豊かな空間が得られるのです。でもつながるLDKが広い場合は別の材料を選んでもいいと思います。



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↑室内のフローリングとでデッキはこんな風につなげると気持ちよく使えます。




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↑室内はフローリングでバルコニーがタイル


木製デッキはできるだけ天然素材を使い素足でも気持ちよく歩いたり自然の風合いを楽しむことができます。ただ、経年劣化はしてきますのでこまめに塗装をするなどのメンテナンスが必要です。外部木製デッキにはキシラデコールという塗料がおすすめです。少し薬剤が強いのであくまでも外部でご使用下さい。タイルは色が豊富なので家の雰囲気に合わせやすくメンテナンスが楽です。目地が傷んではきますがタイルそのものはかなり永く使えます。



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↑モルタル床を玄関とつなげて

モルタルはグレー色ですが色を塗ることは可能です。(色落ちしやすいですが)目地がないのでやはりメンテナンスは楽です。

ひび割れをしやすい素材ですがそういう自然発生するものをおおらかに家に取りこむことができれば安価に済むことができます。


大切なことはバルコニーだけを考えるのではなく、家全体の雰囲気やバルコニーとつながる部屋のことも考えてチョイスしていきましょう。

家と外をつなぐ大切な場所です。素敵なバルコニーが暮らしの一部になるようにデザインすることが重要です。


今日はここまでです。


読んでくれてありがとう。
明日もここでお会いできたら嬉しいです。



by noanoa_labo | 2018-11-11 11:25 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

20日目 バルコニーとリビング1 WEB家づくりセミナー

50日間の連続投稿を続行している建築家の大塚です。

今日は秋晴れのいい天気になりました。こういう日は外で深呼吸すると「空」と一体になるような気持ちになります。1週間に一度は、1日の時間もリセットしてゆったりと過ごしたいものですね。




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20日目 バルコニーとリビング1 です。


家で空と一体になったり、時間をリセットしたりできる場所は「空のみえるバルコニー」。

リビングにつながるバルコニーはそんな夢が叶う場所です。ひと目を気にすることなく外に出れることが秘訣です。


ちょっと想像してみください


朝起きて淹れたてのコーヒーをマグに注ぎ、ぱじゃまのままバルコニーに出て空を仰ぐ。コーヒーを飲みながらにバルコニーに植えられた木を観察する。鳥の声に耳を傾ける。


木陰のハンモックで微かな風を感じながら本を読んでいると眠くなってうとうとして目覚めると空を雲が流れていく、、、、


ゆるーく音楽やラジオをかけながらバルコニーで本をよむ主人、ほど近いキッチンでおやつのために焼き菓子をつくる妻、その焼き菓子の匂いが微かにバルコニーに広がっていく。バルコニーで紅茶を入れてアフタヌーンティの時間をゆったりと過ごす。


友人が来てバルコニーで食事して夕景をつまみにお酒を飲む。ゆるく音楽をかけてバルコニーで談話しているが少し寒くなってきてリビングへ移動。ライトアップされた樹をカーテンを閉めないでリビングから眺める。




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家をつくるなら、、、と思い描く時、上記のような情景を思い描くとワクワクしませんか?こんな暮らしがしたいという方は絶対にバルコニーは素敵な暮らしをサポートする場所です。

というか外部空間を室内のように取り入れるからこそ叶えられる暮らしなのです。

室内の床面積が全てではありません。敷地全体を使って楽しい家を。



今日はここまでです。


読んでくれてありがとう。
明日もここでお会いできたら嬉しいです。



by noanoa_labo | 2018-11-10 14:31 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

14日目 理想的な家事導線Ⅱ WEb家づくりセミナー

50日連続投稿している建築家の大塚です。
今日は昨日の続きで 理想的な家事導線Ⅱです。

家の設計において導線計画はとても大切です。導線は敷地形状などにも影響うけますが、しっかり計画していくことが家を永く愛する秘訣となります。昨日も触れましたが、多少の住みづらさは数年がまんできるのですが永く住まおうというとき、家への愛着を持て続けるか、、、。結局大がかりなリノベーションをしなくてはならない、か、がまんして住み続けるか、、、となります。
私は設計事務所を開設し、約100軒ほど家をつくってきましたが、まだ引っ越しをされたり大きなリノベーション、売却などといったお話しはいまのところありません。1件もないというのは運かもしれませんが、ただの偶然ではないと思うのです。家族構成が変わって部屋の構成が多少変化することはありませんが、うれしいことに売却がないのです。その根底にはやはり「住みやすさ」「気持ちよさ」というものが共通概念であるからです。導線計画もその大切な要素。しっかり検討していきましょう。
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↑アイランドキッチンバルコニーとつなげると使い方が広がってきます。



今日はキッチン周りの導線計画についてお話ししたいと思います。キッチンは食事をつくるところです。どれだけテンション上げてお料理をつくれるかは、家族にとって大切です。なぜなら家族全員が、ママの愛情を必要としていてママがご機嫌だと全員happyになれるという魔法のちからを持っているからです。キッチンは楽しくお料理ができることを第一に考えて設計していきます。キッチンの作り方の詳細についてはまた後日お話しするとして、今日はその導線についてです。


私がおすすめするのは「行き止まりを作らない」プランニングをおすすめしています。当然スペースによってできないこともあり、無理に取り入れることはNGですが、私が設計するときは「行き止まりを作らない」ということを意識します。
キッチンに冷蔵庫などを使うために何人か入ってきたり、一緒に料理するときにアイランドキッチンはストレスフリーです。反対側からもキッチンを使うことができたりキッチンに立ってるママがどこからでもよく見えるという間取りだと家族も安心です。
お料理教室もそのようになっていると思いますが、お料理ができていく様子をみんなで見ているだけでわくわくしてきますよね。それにもしお料理の腕に自信がもてたらサロンを開くといった夢のような可能性も秘めています。



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今日は少しですがキッチンの家事導線についてお話ししました。
キッチンについてはたくさんお話ししたいことがありますのでまた続きは後日にアップできればと思っています。
素敵なキッチンをつくって暮らしを楽しみましょう。

今日はここまでです。


読んでくれてありがとう。
明日もここでお会いできたら嬉しいです。

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by noanoa_labo | 2018-11-04 12:26 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

13日目 理想的な家事導線Ⅰ WEB家づくりセミナー


50日連続投稿している建築家の大塚です。
独立して15周年ということもあり自分でもびっくりな企画を始めてしまいました。ちょうど拙著『小さな家のつくり方』が出版されて2年となりますが、50回の連続投稿では私の15年の経験と知識をふんだんに記事にしていきたいと思っています。是非ご参考にしてください。今日も本には載せてない内容です。


13日目 理想的な家事導線Ⅰ をお話ししたいと思います。


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家事導線と言いましても色々ありますが、今日はサニタリー周辺についてです。
実は家事の3大要素、掃除・洗濯・料理があげられますが、この3つをいかに時間短縮しながら楽しくこなせるか?が家を永く愛せるか?という問題になってくる、ということを知りました。家づくりにいらっしゃる殆どの方がその効率の悪さを悩まれていらっしゃるからです。家が新しいときはその不自由さもがまんできます。しかしこれが10年20年も続くとなると、、、正直時間泥棒です。もし今現在あなたが住んでいる家が100%スムーズに家事をこなせる家だとしたら、イライラしたり、悩んだり、家を変えよう、建てかえよう、とは思わないはずです。この3つの家事において何らかの不便さを感じていらっしゃるかと思うのです。

その中で最も多いのは洗濯物問題です。これは私もマンション暮らしが永く不便さを感じているのでよくわかります。私自身、いつか必ず理想の家事導線の家に住みたいと思っています。
それでは最初に洗濯物の流れをみていきましょう。まず、お風呂に入るために服を脱ぎます。洗濯機に入れます。洗った衣類をベランダに干します。乾いた衣類と取り込みます。たたみます。それぞれの部屋へ持っていき箪笥やクロゼットにしまいます。

お風呂→洗濯機→ベランダ→たたむ→各部屋のクロゼット

という流れです。この一連の動作をスムーズにするために、各部屋のクロゼットをやめ、家族全員の衣類が入る大きなウオークインクロゼットを用意し、それをサニタリー(洗濯機がある場所)→ウオークインクロゼット→ベランダの導線をつくることが理想です。この導線がつくれない場合は近い場所に設けるだけでもだいぶ家事がスムーズです。

家事はスムーズであるべきです。スムーズにできることが楽しむことにつながります。ストレスをつくらないことは家事導線の役目です。いまのお住まいの家事導線、ちょっと見直すだけでも違ってきますよ。小さな家だったり導線が自由にできない場合はちょっと難しいかもしれませんが、少し気に掛けるだけでも解決の糸口みえてくると思います。


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今日はここまで。


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by noanoa_labo | 2018-11-03 20:49 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

12日目 いえ窓 WEB家づくりセミナー

今日のテーマは『いえ窓』です。わたしは窓やドアなど開口部の設計が大好きです。窓が明るさを確保したり通風だけでなくもっとわくわくする使い方ができるのが「いえ窓」の良いところです。



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あそび心のある空間をつくることはこどもにも大人にも感性を育むメリットがあります。私が設計するとき少しあそび心のあるしつらえをしたいときによく『いえ窓』を使います。『いえ窓』とはわたしがつけた造語ですが部屋と部屋の間につける小窓のことを指します。いわゆる室内にある窓のことです。

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この『いえ窓』の存在や魅力をみなさん知っているはずですが、大人になるにつれて忘れてしまいます。特に家づくりが始まると機能面や設備などに気を取られて小さな楽しみとかワクワクする仕掛けまで気が回らなくなります。

窓というものは外を見る、空気を入れ替える、風を通す、だけではないのです。例えば下記などです。


握手する
おしゃべりする
物をわたす(プレゼントする)



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コミュニケーションツールともいいますか、行動をするための素敵な開口部にもなるはずです。木枠にデザインガラスをはめ込んでつくる窓も室内だと気軽につくれてワクワクしますね、是非素敵な『いえ窓』をつけて欲しいと思います。

イメージをもっともっと膨らませ、夢のある家をつくりましょう!

今日はここまで。

読んでくれてありがとう。
明日もここでお会いできたら嬉しいです。

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by noanoa_labo | 2018-11-02 13:26 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

11日目 アジトをつくろう WEB家づくりセミナー


連続投稿している 建築家 大塚泰子です。
11日目は アトリエをつくろう です。

男性女性にかかわらず自分のスペースや時間が欲しいものです。
もし既に趣味をお持ちであればそのアトリエをつくる、ということを
盛り込む必要があります。それはスペースの大小の問題ではありません。そのスペースを取るか取らないかは人生に深く関わってくるところだからです。

昨日コラムでも書いたように作ろうと思えばアイディアが出てくるもので
絶対に欲しい!と願うかどうか、、、だと思います。
当然面積的には難しい場合でも何かのスペースと兼ねたり、押入れ位の大きさでもあればワクワクしてきますよね。家はもっとワクワクできる!自分にとって本当に欲しい家をつくっていきましょう!


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↑外部にも室内にもつながるご主人のアジト


今日も読んでくれてありがとう。
明日もここでお会いできたら嬉しいです。

質問・コメントなどもお受けいたします。
家づくりのことでしたら何でも聞いて下さいね。

大塚泰子
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by noanoa_labo | 2018-11-01 12:51 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

9日目 固定概念を外す家づくり WEB家づくりセミナー

ノアノア空間工房 建築家の大塚です。

敷地も決まり、家づくりマインドになったら楽しく設計に入りましょう。

9日目の今日のテーマは
『固定概念をはずして考える』です。

固定概念をはずしていくには、ひとつひとつの部位(部屋や空間)を
改めてその使われ方、用途を考えて思い描かなくてはなりません。

例えば玄関を考えてみましょう。

くつをぬぐ
外部へでかけるときの出口
家へ入る時の入口
訪ねてきた人とちょっと立ち話するところ(完全に室内へはあがらせたくはない)
宅配便をうけとるところ
見送りをするところ

これをリビングとくっつけることはできないだろうか?
階段室とくっつけることはできないだろうか?

まずアイディアを出してみます。
そしてそれができるかもしれない、と思ったら
そのために必要なデザインを考えていけばいいのです。

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↑玄関とリビングとテラスをつなげ開放感をつくる



固定概念を外すことでアイディが生まれます。

理想の住まいが浮かび上がってきます。
ワクワクする空間が生まれる瞬間です。

いつも読んでくれてありがとう。
また明日もここでお会いできたら嬉しいです。

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by noanoa_labo | 2018-10-30 22:15 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

8日目 家づくりマインドⅢ(家はモノではない)WEB家づくりセミナー

50日連続投稿してる建築家の大塚です。

昨日の続きです、、、

家はものではない

私は中学2年生の時に自宅が火事になり、残った物は学生カバンと学生服だけでした。
幸いにも家族と飼っていた犬は全員無事でした。

火事以来、わたしの「家」についての思考が始まりました。
そこにあって当り前の家を失って初めてその存在を知ったのです。

家はなくても家族は変わらずにいることが不思議でした。
今でもよく思い出すのは、家の各部屋の雰囲気、各所の素材やディテール、そこでの家族とのショートストーリーです。家という「もの」はなくなってしまったのですが、今でもわたしの記憶にはしっかり「家」が染み込んでいます。

家族全員が割と前向きであったことも関係するかもしれませんが、父に関しては「家を建てようじゃないか。」と半年後くらいから隣地への計画が表明されたくらいでした。
また、そんな時に塾の先生から貰ったヘルマン・ヘッセの美しい本「蝶」が一番の宝物にぬいぐるみから書き換えられたりしました。

私が今こうして住宅設計に携わる機会をいただいて毎回作るたびに思うのは「家」についての可能性は未知数でとても魅力的なテーマだということです。家族の数だけ家があるということが、本当に素敵なことに思えます。

「家族の思い出や自分自身の感性・知性を磨くための空間、そしてこころの拠り所が家なんだろうな」

住宅の設計は空間や記憶が残る場所をデザインしていると考えられるのではないでしょうか。
そう思うと自分たちが何に重点をおいて設計する必要があるのか、
どんな家が本当にいい家といえるのか、が見えてくる気がします。
まだまだがんばっていい家を追い求めていきたいと思います。

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↑↑↑
家族のストーリーを紡ぐことをテーマに設計した『絵本のいえ』




最後まで読んでくれてありがとう。
また明日もここでお会いできたら嬉しいです。

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by noanoa_labo | 2018-10-29 22:48 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

建築家大塚泰子の建築・家・暮らし・アート のこと


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