樹を映す光と影
2012年 10月 02日

この仕事をしていると
お客様に光と影について美しさを口で説明しなくてはならないことがあります。
それはとても難しくて、説明を一生懸命しても、人によってはぽかーんとしている。
「室内に光と影?美しい?は?室内は明るいほうがいいんじゃないの?うーんよくわかんない」
みたいな、、、、。
私の言葉が足りないせいなのかもしれません。
光と影は一対であること。
明るいだけが光ではないということ。
実体験で経験しているとは思うのですが
それがあまりにも日常すぎるのかもしれません。
ただ、ちょっと最近、分かってもらえないことが多く残念な思いをしています。
だから、「テラスの森の家」で撮った写真を載せてみました。
影は光とともに、風になびく樹を映し出します。
3時以降暗くなりませんか?とかの質問に正直うんざりしていて
太陽高度が下がれば木漏れ日が室内に移りこむということ
そいうことが素敵だったりします。私は素敵だと思います。
私が暗い住宅をつくるわけないです。
ただ、住宅を明るい暗いだけで、良い家、悪い家という判断はどうかと思う今日この頃。
こういう写真をじゃんじゃん紹介して皆さんに分かってもらえたらな、と思います。
noanoa
yasuko ohtsuka
テラスの森の家 完成
2012年 09月 20日


いや~
twitter始めてからめっきりブログ更新ができませんで
楽しみにしている方に申し訳ない気持ちで日々すごしております。
さて、
今日は興奮冷めやまぬ内にと思い早速ブログを更新しました。
テラスの森の家が完成しました!!
引渡しと兼ねて撮影もさせていただき
この住宅とずーっと向き合い、語り合い(大げさ?)をしてました。
こちらのお施主様はほんとーーーっに素敵な方たち。
完成するまでほとんど私達にお任せしてくれて
私が覚えている限り、最初のほうに「借景をうまくいかせたらいいですね」という
こと以外の注文はなかったように思えます。
工事もかなり遅れたのですが、
怒ることもなくいつも心穏やかに接してくださり、
遠い現場である事を不憫に思ってくれて気を使ってくれてました。
・・・といったお施主様でしたので
私としては、絶対に喜んでいただきたいし、このご家族にあった住宅を、と
いつも思っていました。
今日は、一生懸命に撮影しました。
天気も味方してくれて最高の一日でした。
完成するまで辛い時間をたくさん過ごしますが、
こうして完成して、お施主様が喜んでくれると
またがんばろう!という気持ちになるから、建築にはまっていくんでしょうね~
少しですが写真お披露目いたします。
http://www.noanoa.cc
ノアノア空間工房
大塚泰子
地鎮祭
2012年 02月 02日

こんばんは。今日は久しぶりにきれいな夕暮れ空を見て
やっぱり自然の美しさにはかなわんな~と思いました。
実は今日、千葉県市原市の住宅「テラスの森」の地鎮祭でした。
千葉は私の出身地であり今回が初めての設計ですから
わくわくどきどきとしています。
「森のテラス」は家族4人のための住宅で、色々なテラスをたくさんつくっています。
また、テラスとリビング、アプローチを一続きにして、
外も内もないような曖昧な空間をつくりたいと思っています。
また、敷地は保有林と隣接していて
こんな景色を部屋から眺められるように設計しています。
地鎮祭は遠方から猿田彦神社さんをお呼びして行われました。
神主さんが「この静かな広い台地にいい住宅が建ちますように・・・」と
お話してくれました。ありがとうございます。
私はというと、福山雅治「家族になろうよ」流れてました。
いつかあなたの笑顔によく似た男の子と~♪

いつかわたしとおなじ泣き虫な女の子と~♪

どんなことも超えてゆける家族になろうよ~♪
あなたとなら生きてゆける
家族になろうよ~♪

家族っていいな~~
noanoa
yasuko ohtsuka