小さな家を成功させる法則・4
2016年 03月 16日
ノアノア空間工房の大塚です。
小さな家を成功させる法則について
9の法則をお伝えしています。
今日はこちら↓
「小さな家を成功させる法則・4」
「初対面する壁を意識せよ」
今回は小さな住宅だけでなく
どんな建築もどんな住宅にとっても
とても大切なことをお伝えします。
まず「初対面する壁」
って何かというと、、、
例えば
玄関扉を開けた時に見える壁
廊下を曲がった時に見える壁
部屋の扉を開けた時に見える壁
のことです。
壁といっても
窓越しの壁の場合もあります。
★
こういったアクションを起こした時に
一番真っ先に目に飛び込んでくる壁を
どのようにデザインするかで
その空間のイメージが
だいぶ変わります。
↑小うさぎの家
キッチンに立つと
一発目に目に入るのが
窓越しの
木製ルーバー+樹
★
それから
その壁ができるだ遠いところにあればあるほど
遠近感が生まれ空間が広く、長く感じます。
視線が遠いところまで通ると
小さな空間でも圧迫感がなくなる、抜け感がでる
ということなのです。
↑「豊作の家」ガレージからの入り口戸をあけると視線の先には窓越しの木製ルーバー+樹
★
ポイントをまとめると初対面する壁の作り方
「いかに美しい壁をつくるか」
「いかに遠いところに壁をつくるか」
です。
小さな住宅では
アクション起こした時に
最初に向けられる「視線」を
意識して設計することが大切です。
是非ご参考にして小さな家を成功させて下さい。
はい、今日はここまで。
いつも読んでくれてありがとう。
大塚泰子
ノアノア空間工房
03 6434 7401
tokyo@noanoa.cc
by noanoa_labo
| 2016-03-16 18:57
| 小さな家を成功させる法則
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建築家大塚泰子の建築・家・暮らし・アート のこと
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