垂水霊境、蜂の浦へ

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先週、山形のUハウス様のセミナー講師をさせていただきました。
不慣れな私のトークをとても熱心に聴いてくださり、ありがとうございました。
みなさんとてもいい方で、とてもよい思い出になりました。

その日はせっかくなので山形に泊まり、
山寺、蜂の浦へ行ってきました。

山寺は鳥取の投入れ堂に似ていると思い、見に行きました。
でもちょっと観光客が多く、鳥取の投入れ堂ほど神秘なものを
感じ取れず、食事もとらず垂水霊境へ。

こちらは山寺と違い、道のない道を進まなくてはなりません。
なんとなくこれ道?という勘を働かせ、かなり怪しげな山道(草ぼうぼう)を進む。

こちらは観光客、ゼロ!!

前にも後ろにも人はおらず、心細い。
現地で道を聞いたとき「あんなところへ?」という顔をしていたのを思い出し
心細くなりました。

毒蛇にかまれたらどうしよう、くまが現れたらどうしよう、ハチの大群に襲われたら?
などなど、かなり私は小心者で、草の小さな音にも動物的に反応しながら、
ここまできたら行くしかない!という覚悟で進みました。

そして現れたのは・・・垂水霊境です。
着いた瞬間、ここだ!と感じました。その異様な雰囲気、ここまでくる道だって
かなり怪しいですが、ここは想像を絶する光景。
この世ならぬ雰囲気が漂い、また蚊の大群が襲ってきたのでスケッチはできず
どうにか写真だけ撮ってきました。

鳥取投入れ堂以来、神秘的な空間へ久しぶりに訪れた思いです。
人に侵されてない空間へは行きにくいですが、本物はそんなところにあると思います。


noanoa
yasuko ohtuska
by noanoa_labo | 2009-09-07 23:12 | noanoa あれこれ | Comments(0)

建築家大塚泰子の建築・家・暮らし・アート のこと


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