ノアノア空間工房の大塚です。

小さな家を成功させる法則について
9の法則をお伝えしています。

今日はこちら↓
「小さな家を成功させる法則・5」

「透かす材料を使え」

透かす材料の使い方は大きく分けて2つあります。

一つ目は
透明のガラスや塩ビ、
ポリカーボネイトなどを使って仕切る
ということです。

例えば
狭小住宅でも解放的なリビングを
つくりたいですよね。

できるだけ仕切り壁は作りたくない。

でも横には階段室がある。

って時に

ガラスで仕切り壁を作るのです。


f0039406_15585627.jpg
(白金の家 LDK)

これは落下防止も兼ねていて
視線が奥まで通るので、
開放感を出すのに
とても有効的なのです。

それから
浴室と洗面所を仕切る壁や扉を
透明ガラスにするのも
目線を通すことで
広さを感じられるので
小さな空間しか確保できないときは
とても効果的です。




二つ目は

半透明または格子状、
メッシュなど
半分透けるような素材を使って仕切る

ということです。

どんな効力があるかというと
よく見えない、という状態をつくることで
気配は感じるが誰なのか、
何なのか特定できない、
という効力です。
あいまいな感覚をつくる、
ということです。

例えば、
バルコニーにつくる目隠し塀
道行く人に対して
完全にシャットアウトするような
壁にするより
少し透けた壁
(気配は感じるが誰だか特定できない)に
するほうが
親しみを感じてもらえますよね。

どんなに狭小住宅でも
地域のことも
考えてつくりたいものです。




それと私がよく使うのは玄関扉。
こちらは私がデザインして製作した玄関扉ですが、
パンチングメタルを挟み込んで
少し透かして見えるようにしています。
こういう扉ですと家主もお客様も
玄関扉を開ける前に、
どんな方なのか、
なんとなく分かります。
開けてびっくり!
ってことがないのです。

もちろん、
今はインターホンで画像が映りますので
誰がいらしているかわかりますが、
相手からは見えませんし、
扉を開ける前から
緩やかにコミュニケーションが
スタートしている方が
自然に対応できますよね。

具体例はもっと沢山あるのですが、
まとめると、
透明の仕切りと半透明の仕切りを使う
ということです。

あ、これらの材料を使うことで

「プラス明るさ」というメリット

ついてきます。

是非ご参考にして小さな家を成功させて下さい。

はい、今日はここまで。

いつも読んでくれてありがとう。

大塚泰子


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by noanoa_labo | 2016-03-23 16:16 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

ノアノア空間工房の大塚です。

小さな家を成功させる法則について
9の法則をお伝えしています。

今日はこちら↓
「小さな家を成功させる法則・4」

「初対面する壁を意識せよ」

今回は小さな住宅だけでなく
どんな建築もどんな住宅にとっても
とても大切なことをお伝えします。

まず「初対面する壁」
って何かというと、、、

例えば
玄関扉を開けた時に見える壁
廊下を曲がった時に見える壁
部屋の扉を開けた時に見える壁

のことです。

壁といっても
窓越しの壁の場合もあります。


こういったアクションを起こした時に
一番真っ先に目に飛び込んでくる壁を
どのようにデザインするかで
その空間のイメージが
だいぶ変わります。


f0039406_16480304.jpg
↑M/House
http://www.noanoa.cc/works/2010/03/post-3.html


玄関扉をあけると
ピンクの壁が
目に飛び込んできます。


f0039406_16481323.jpg
↑O3House
http://www.noanoa.cc/works/2013/06/o3house.html

トイレの扉をあけると赤い壁と個性的なタイルが目に入ります。


f0039406_16481728.jpg
↑小さな住宅ではないですが、白空の家
http://www.noanoa.cc/works/2016/01/post-21.html


玄関あけると
個性的なデザイン建具(にじり口)が目に入ります。



f0039406_16475814.jpg
↑小うさぎの家


キッチンに立つと
一発目に目に入るのが
窓越しの
木製ルーバー+樹


それから
その壁ができるだ遠いところにあればあるほど
遠近感が生まれ空間が広く、長く感じます。
視線が遠いところまで通ると
小さな空間でも圧迫感がなくなる、抜け感がでる
ということなのです。

f0039406_18275563.jpg
↑うさぎの家・8
http://www.noanoa.cc/works/2011/02/post-14.html


玄関開けると10M以上ある永い通路の先の硝子ドア。
途中に光のリングをつけて
空間のデコレーションをするテクニック


f0039406_18283034.jpg
↑「豊作の家」
ガレージからの入り口戸をあけると
視線の先には
窓越しの木製ルーバー+樹


ポイントをまとめると初対面する壁の作り方
「いかに美しい壁をつくるか」
「いかに遠いところに壁をつくるか」
です。

小さな住宅では
アクション起こした時に
最初に向けられる「視線」を
意識して設計することが大切です。
是非ご参考にして小さな家を成功させて下さい。

はい、今日はここまで。

いつも読んでくれてありがとう。

大塚泰子


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by noanoa_labo | 2016-03-16 18:57 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

ブログ記事連載の習慣化研究をしている
ノアノア空間工房の大塚です。

良いことというのは習慣化しずらいですね。
2月の目標はブログを1ヶ月書き続ける、で、
見事に成し遂げたのですが、
これが習慣化したか、というと
まだまだですね。

でも今回のミッションは

「小さな家を成功させる法則」について
9回に渡り書く

というものですので
これは必ずUPしていきたいと思います。

では早速、3回目の今日は

「方位にこだわるな」です。

建築家とあろうものが、
なんという事を言ってるんだ、
と思う方がいらっしゃるかもれません。
確かに郊外や大きな敷地を持っている場合は
方位は慎重に考えて設計する必要があります。

でも
日照を考える時
都市型狭小住宅の場合

方位というものはあまり期待できないよ
ということなのです。

逆に言えば
道路側が北でも明るさは確保できる
ということになります。

敷地を持っている以上
天空の光は確実に確保できるわけですから。。。

でも道路以外の隣地に限っては
どのような建物が建つか分かりません。

今は駐車場でも将来は建物が建つかもしれない、のです。

では、どのように光を入れたらいいか。

それは2つあります。

一つ目はトップライトを有効に使うこと
二つ目は光の反射を利用すること

です。

f0039406_23124161.jpg


f0039406_23130709.jpg

1つ目のやり方ですが、
私の場合は、1階まで明るくしたい場合、
トップライトを階段室の上部に設け、
階段から光が下階に落ちるような工夫をしています。


f0039406_23122230.jpg


1階は特に暗くなるのでこの手法は効果的です。
最初から1階は方位に関係なく「暗い」と考えて設計するのです。

f0039406_23124161.jpg




2つ目は窓の外の目隠し壁を白くしたり硝子にして
反射板代わりにします。


f0039406_23130537.jpg


例えば導線的に北側にリビングを設けないと行けない場合、
この反射板はとても有効的です。
もちろん、南からの直接光は入りませんが、
レフ板に反射して部屋に入る光というのは均一的なほんわかとした光です。
とても優しい光なのです。
実感されたお客様達の驚きと喜びの声を何度も聞いています。

今回の「方位にこだわるな」いかがでしたか?

明るさはどんな敷地でも得られる、ということを知っていれば
敷地を購入する時も幅が広がります。
是非ご参考にしてみてください。


はい、今日はここまで。

いつも読んでくれてありがとう。

大塚泰子


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by noanoa_labo | 2016-03-10 23:22 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

何故か枯れ声が治らず、、、
今、演歌を唄ったらかなりイケるんじゃないかと密かに思っている
ノアノア空間工房 の大塚です。

「小さな住宅を成功させる法則」について
全部で9回お伝えしていきます。

2回目の今日はこちら
「敷地全部が家だと思え!」

建築基準法では、敷地面積に対して建てられる建築面積の割合が定められています。

例えば住宅系用途地域で多い建築面積60%というのを例に上げると
敷地面積に対して60%は建物を建ててもいい、というのがルールです。

逆に言えば40%は建ててはいけない
空地にしなさい

ということが定められています。

狭小敷地の場合、このルールはかなり厳しい。
約半分しか建てれないのですから。
しかしですね、
この余白部分を泣く泣く諦めてはいけないのです。

この外部空間をいかに有効利用できるか
これがカギです。


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(小うさぎの家1 敷地面積74㎡、建築面積31㎡、延床面積58㎡)
詳細はこちら→小うさぎの家1


小さな敷地の場合、この余白部分をできるだけ一箇所にまとめてください。
そのまとまった外部空間とリビングと繋げることで
青空リビングになるのです!

前回、固定概念を外して考えなくてはならない、とお話したように
今回も外して下さい。

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(うさぎの家5 敷地面積94㎡、建築面積39㎡、延床面積72㎡)
詳細はこちら→うさぎの家5


ベランダではなく青空リビングですよ。
リビングは室内だけって決めつけてはいけません。
是非、外にも作って下さい。
そしてその青空リビングと室内のリビングがつながると、、、、
とても広いリビングが誕生するわけです。

しかもとても気持ちがいい

小さな家での暮らしがグッと魅力的になります。

今回は建物を建てれない建築面積以外の有効活用についてお話しました。

敷地をキャンパスに見立てて
めいいっぱい使って家づくりをして下さい。

はい、今日はここまで。

いつも読んでくれてありがとう。

大塚泰子


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by noanoa_labo | 2016-03-04 20:13 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

ノアノア空間工房の大塚です。
今日から9回に渡り、
「小さな家を成功させる法則」についてお伝えしていきます。

こういう題名の本が出回ってはいるけど
正直、法則というほど明確にお伝えできている本ってあまりないように思います。
それで本当にいいの?という感じ。

だから今回のこのミッション、
20年間、小さな家を考え、設計してきた大塚泰子が
かなり本気モードでお伝えしていきたいと思います。

さて、早速ですが、

1つ目の法則は「一石三鳥の空間づくり」です。

そうそう、1つ目の法則に入る前に、覚えておいて欲しいことがあります。

「家についての固定概念をなくす」
ということです。

私にとっての家ってなんだろう?
ということを一度考えてみて欲しいのです。
家づくりを成功させたいのなら、
これをしっかり心に留めておいてください。

これは特に小さな住宅いわゆる狭小住宅を
成功させるために絶対に外せないことです。

皆さんは「家」と聞いてどんなものを思い出しますか?
だいたいの方がハウスメーカーの広告にでているような
あの家たちを思い出していると思います。
でも本当にそれが「家」のイメージでいいのか?ちょっと疑問です。
イメージとして浮かんでしまうのは、目にすることが多く、
もしかしたらそのような家に住んだ経験もあるからかもしれません。

玄関があって
リビングがあって
ダイニングがあって
キッチンがあって
お風呂があって
洗面所があって
トイレがあって
寝室、子供室がある。

はい、これ全部あります、
収納もたっぷりありますよ~

というような家

もちろんこれが一般的です。
私ですら、街でよく見かけたり広告にあがっている住宅を
まずは想像してしまいます。

でも小さな家を成功させるためにはその概念を一度見なおさなくてはならない。



f0039406_22504143.jpg


例えば、
玄関がリビングになっても
テラスになっても
いいんじゃないか?という風に、、、。

柔軟な考えで家を考えていくと、
フレキシブルで
機能的で
魅力的な空間
一石三鳥の空間ができるのです。

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写真をみてもらうと分かるように、
普段は大きな玄関として使うのですが、
リビングでくつろぐときはリビング空間と一体となり、
玄関ドアを全開するとテラスとなるわけです。

こんな風に考えることで、
玄関の概念が靴脱場というだけでなくなることが
分かっていただけたと思います。

小さな住宅(狭小住宅)を成功させるための大きな一歩は
固定概念をなくしていくことにあります。
そして一石三鳥の空間を考えていくということがポイントとなります。

「小さな家を成功させる法則」1回目どうでしたか?
後悔しないような設計をして下さいね。

明日はブログお休みします。スミマセン。
次回は3月日 → 4日(金)です。
「小さな家を成功させる法則・2」をお楽しみに。

いつも読んでくれてありがとう。

大塚泰子

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by noanoa_labo | 2016-03-02 23:05 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

ミッション発表

昨日、見事に1ヶ月間のブログ続投を成し遂げた
ノアノア空間工房の大塚です。

今度のミッションは何かというと、、、、

「小さな家を成功させる法則」

を続けて9回(本当は30項目位はあるのですが、、、)
お話したいと思います。
さすがに毎日ではないですが、
できるだけ早めにエントリーをしたいと思います。

私が20年間小さな住宅の設計に携わってきた
経験から生まれた手法です。
正直、私の知的財産です。掘り出し物ですよ~

明日、第1回目スタートになります。
お楽しみに!

おまけ
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ユニが監視している中緊張感をもってお届けしています


大塚泰子

ノアノア空間工房
03 6434 7401










by noanoa_labo | 2016-03-01 22:32 | デザインの泉 | Comments(0)