26日目 家に取り入れたい『ALL曜日』 WEB家づくりセミナー

50日の連続投稿中 建築家の大塚です。
この企画も折返し地点にきました。ためになるコンテンツをまだまだ配信していきます。

26日目 家に取り入れたい『ALL曜日』 WEB家づくりセミナー

昨日まで3回に渡り『家が影響を及ぼすこと』を「健康・精神性・感性」の3つに絞ってお話しました。今回はその総論のようなかたちでお話したいと思います。


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家が人の健康や精神、感性に大きく影響を与えることはお分かりいただいたと思うのですが、いったいどのように具体的に考えて家づくりをしたらいいのか?

ポイントは2つです。『自然を取り込む』ということと、『楽しさや豊かさ』が感じられるデザインであること。自然を取り込む、というのは 『日・月・火・水・木・金?・土』です。日は太陽の光、月は月明かりや影、と考えるといいかと思います。火はコンロの火でもいいですが、理想は暖炉や薪ストーブの火。炎をみてるだけで人は落ち着きます。水はみずみずしさ、清らかな水、水盤のような趣のあるものを取り入れる。建築家フランク・ロイト・ライトは大胆に滝を取りれていますね。木は植物。金はよくわかりませんが、金運があがるようなエネルギーがみなぎる空間、土はつちですね。こんな風に曜日を家に取り込むことは、健康・精神・感性に影響を与えることになります。






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どんな家でも水はでるし火も使えますが、これをもっと積極的に使うのです。
火は暖炉や薪ストーブ、水は水盤や池、といった感じで生活の中にもっと入り込んでくるととても贅沢な空間になるかと思います。
思えば、昔はこういうものがもっと身近にありました。どんな家にも炉があったし、井戸などがあってわざわざ汲みに行くことで水を身近に感じていたはずです。便利になった現代で自然との距離が離れていって、初めて自然の恩恵の素晴らしさを知るというのも皮肉なものではありますが、家をつくる際には自然をもっと楽しんで欲しいと思います。そして固定概念にとらわれないこと。家を考えることは自分たちの価値観をもう一度考え見直すチャンスでもあります。自分たちらしい家ってどんなだろう、、、と考えるとあまり設備に頼った家はいらないね、となるかもしれませんし、高価な材料や家具も必要ないかもしれません。


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今日はここまでです。
読んでくれてありがとう。
明日もここでお会いできたら嬉しいです。



by noanoa_labo | 2018-11-16 19:57 | 小さな家を成功させる法則 | Comments(0)

建築家大塚泰子の建築・家・暮らし・アート のこと


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