14日目 理想的な家事導線Ⅱ WEb家づくりセミナー
2018年 11月 04日
今日は昨日の続きで 理想的な家事導線Ⅱです。
家の設計において導線計画はとても大切です。導線は敷地形状などにも影響うけますが、しっかり計画していくことが家を永く愛する秘訣となります。昨日も触れましたが、多少の住みづらさは数年がまんできるのですが永く住まおうというとき、家への愛着を持て続けるか、、、。結局大がかりなリノベーションをしなくてはならない、か、がまんして住み続けるか、、、となります。
私は設計事務所を開設し、約100軒ほど家をつくってきましたが、まだ引っ越しをされたり大きなリノベーション、売却などといったお話しはいまのところありません。1件もないというのは運かもしれませんが、ただの偶然ではないと思うのです。家族構成が変わって部屋の構成が多少変化することはありませんが、うれしいことに売却がないのです。その根底にはやはり「住みやすさ」「気持ちよさ」というものが共通概念であるからです。導線計画もその大切な要素。しっかり検討していきましょう。
今日はキッチン周りの導線計画についてお話ししたいと思います。キッチンは食事をつくるところです。どれだけテンション上げてお料理をつくれるかは、家族にとって大切です。なぜなら家族全員が、ママの愛情を必要としていてママがご機嫌だと全員happyになれるという魔法のちからを持っているからです。キッチンは楽しくお料理ができることを第一に考えて設計していきます。キッチンの作り方の詳細についてはまた後日お話しするとして、今日はその導線についてです。
私がおすすめするのは「行き止まりを作らない」プランニングをおすすめしています。当然スペースによってできないこともあり、無理に取り入れることはNGですが、私が設計するときは「行き止まりを作らない」ということを意識します。
キッチンに冷蔵庫などを使うために何人か入ってきたり、一緒に料理するときにアイランドキッチンはストレスフリーです。反対側からもキッチンを使うことができたりキッチンに立ってるママがどこからでもよく見えるという間取りだと家族も安心です。
お料理教室もそのようになっていると思いますが、お料理ができていく様子をみんなで見ているだけでわくわくしてきますよね。それにもしお料理の腕に自信がもてたらサロンを開くといった夢のような可能性も秘めています。
今日は少しですがキッチンの家事導線についてお話ししました。
キッチンについてはたくさんお話ししたいことがありますのでまた続きは後日にアップできればと思っています。
素敵なキッチンをつくって暮らしを楽しみましょう。
今日はここまでです。